イラスト初心者向け食べ物イラスト講座(用途にあわせて描く(後編)

こんにちはイラスト工房の福田です。

本日は用途に合わせたイラストの話の後編です。

今回はより用途にふさわしいイメージに寄せるための小技のひとつ

カラーによる補強です。

これは写真でも言えることなんですがいざ現物だけを描くと

なんとなくイメージが弱くなってしまうときはありませんか?

そんなときは小物で色を追加してイメージを補なってみましょう~!

例えば、お弁当のイラストだけどなんとなく茶系の具が多くて絵や写真にしたら

見栄えが悪いなぁ・・・という時ありませんか?(茶色い弁当美味しいけどね!)

こんな感じ。

イラストというのは写真と違って自分で自由に色をつけることが出来ます。

もちろんブロッコリーを書き足しそう!というのも一つの方法ですが・・・

ほかにも色々な方法があります。

グリーンのフレッシュ感が欲しいなら後ろに観葉植物を描いても良いし

ランチョンマットをグリーンのチェックにしてもちょっと明るく可愛い感じになりますね。

足したいイメージに合わせて周りの小物を工夫してみるのも楽しいですよ。

例えば同じメニューでもこれだけ雰囲気変わります!

●フレッシュ感を出したい!●

黄緑・緑・水色に白を組み合わせた物の追加がおすすめ。

●楽しいイメージをだしたい!●

黄緑・黄色・オレンジなどビタミンカラーと呼ばれる色さわやかで賑やかな印象になる

●清潔感を出したい!●

モノトーン(白や明るいグレー)と青系の色の組み合わせ

●暖かいイメージを出したい●

茶色やベージュ・緑系で木のぬくもり感をだす

一般的に赤・オレンジ・黄色の暖色は料理を美味しそうに見せ

青・紫などの色味はまずそうに見せると言われていますが使い方によっては

色々な効果を与えます。

例えばインドカレーなどエキゾチックな物はちょっと紫や金色の小物など入れておくと

雰囲気がぐっと上がりますし、

ピンク、白、紫などでちょっと女の子っぽい可愛さを追加すると

ケーキやお菓子などではぐっと可愛さがアップします。

少し違いますが国旗や国のイメージカラーを周りに配してみるのも

イメージがアップするので試してみてください。

ちなみにイラスト工房ではカラーバリエーションなどご希望をお知らせ頂ければ

追加費用などなく色々とご用意させて頂きます!

色々比較して自分のねらったイメージにぴったりかご検討下さい!

次回からは具体的に描いていく手順などを
ご紹介して行きたいと思っています。

よろしくお願いいたします!