職業インタビューってなんぞや?
こんにちは、宮尾です。
先日、私の住む岡山県B市の中学校から職業インタビューの打診をいただきました。
職業インタビューとは、コロナの影響で中学校の職業体験が中止になり、その代わりに生徒たちが興味のある職業の人に電話で気になることを聞いてみようという企画だそうです。
イラストレーターという仕事に興味を持っている生徒さんが、弊社サイトやブログでB市在住の宮尾のことを見つけてくれたそうです。
この小さな町でこういうご縁があるというのは不思議ですね!
私も子を持つ親の端くれですし、子供たちの参考になればとインタビューを受けることにしました。
一問一答!イラストレーターのお仕事って?
中学校からご連絡をいただいて数日後、生徒さんご本人から電話がかかってきました。
とても丁寧な言葉遣いできちんと挨拶してくれて、いろいろ質問をしてくれました。
イラストレーターになるために持っていると有利な資格はありますか?
イラストレーターに資格はあまり関係ないと思います。
たくさん絵を描いて腕を磨いてきたという実績とお客様の希望に合ったイラストを期限までに描くことのできる能力が大事だと思います。
イラストレーターをしていてやりがいを感じるのはどんなときですか?
お客様に満足したと言ってもらえることが一番のやりがいです。
自分の描いたイラストを使った商品や本、広告、キャラクターなどをお店やテレビ、ネットで見かけたときも誇らしい気持ちになります。
どんな人から依頼が来るのですか?
広告やパンフレットなどを作る会社(広告代理店・デザイン制作会社・印刷会社等)や、WEBサイトやアプリを作る会社、本や教科書を作る会社はイラストをたくさん使うのでよくご依頼をいただきます。
社内報や掲示物に使うイラストやロゴマークやゆるキャラを作りたいという普通の会社、市役所などの公共機関からもご依頼があります。
研究に使うための科学的な図を描いて欲しいという大学や病院などからもご依頼があります。
似顔絵や趣味に使うためのイラストを描いてほしいという一般の人からもご依頼いただくこともあります。
学生のころから絵を練習していたのですか?今からできることはありますか?
私は小さな頃から漫画が大好きだったので毎日好きな漫画の真似をしたりしていました。
中学・高校では美術部に入り、大学ではデザインの勉強をしました。
私を含めてイラストレーターになる人は子供の頃から絵を描くのが大好きだったという人が多いです。
もし将来イラストレーターを目指しているなら、中学生の今からでもどんどんイラストを描いたり絵の練習をすると良いですよ。
あと頭や心が柔らかい若いうちに美術館などへ行って素晴らしい作品と出会って、映画や本を見て想像力を身につけておくと将来アイデアを生み出す力になると思います。
たくさん質問してくれたB中学校のNさん、少しは参考になったでしょうか…?
今はコロナで我慢することも多いと思いますが、好きなことを大切にして、続けていってくださいね。