アニメタッチでいろんな表情の描き分けができたら楽しいよね!
みなさんこんにちは!
制作スタッフのカナベです!
コロナの影響でマスクをして過ごすことの多い今日この頃、
目元だけでは相手の表情もなかなか掴みにくく、コミュニケーションも
とりづらかったりして困りますよね…
目は口程に物を言うとはいいますが、やはり表情は眉や口元など顔全体を使って
表現してこそ…というわけで今回はアニメタッチで表情の描き方についてお話ししてみようと思います。
まずは基本の表情を考えてみよう
上瞼と眉が平行で口はゆるく口角が上がっています。
目や口に力が入りすぎず、自然でリラックスした状態です。
この表情を基本の表情とします。
表情を描くには瞳の大きさ、眉尻、目尻、口角の角度や形が重要になってきます。
下図を参照しての各パーツの名前や形をまずは覚えましょう。
いろんな表情の付け方を学んでいこう!
基本は分かったけど、具体的にどうやったらいろんな表情が描けるようになるの?
次は、表情のイラストともに各パーツの形や角度の変化について解説して行きます。
●笑顔
目を糸状に細くし、口角を上げて口を大きく開けると笑顔を表現できます。
眉尻が少し下がるようにするとリラックスして笑っているような雰囲気が出ます。
●怒り
目尻と眉尻をつり上げ、口角を下げると怒った表情になります。
眉間にシワを入れることで眉に力が入っている様子を表すことができます。
●悲しみ
目を閉じて眉尻を下げると哀しい表情になります。
涙を流すことでより深い悲しみを表現することができます。
●驚き
眉の位置を高くして上下のまぶたと瞳の間に白目を作るようにすると
驚いた表情になります。口を丸く大きく開けるのもポイント。
●眠い
目の縦幅を縮めてまぶたを重そうに描くと眠そうな表情になります。
元気がない、疲れている様子を表すときにも使える描き方です。
●睨む
眉尻を上げて上蓋を直線にし、瞳にかぶるようにしつつ
上目遣い気味にすると睨んでいるような表情になります。
何かに不満を持っているような表情にも見えてきますね。
ハイライトを消すといわゆる「ジト目」も表現できます。
…とこんな感じで目と眉と口の形を変えることで様々な表情が描けてしまうのです!
今回紹介したのは数多ある人間の表情の中のほんの一例です。
これらの表情の各パーツの形にさらに手を加えることで、もっと感情が強く出た表情も
描き表すことができるようになります。
優しく微笑んでみたり、歯を食いしばって怒ったり、ショックを受けて呆然としたり…
実際にはこんな風にはならないよな、ちょっとオーバーかな…と思う表現もやってみると
意外としっくりくることがあります。
好きな漫画やアニメの表情を真似て描いたり、アレンジしたりしながら
皆さんも自分なりの表現方法を研究してみてください!
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